今までの概念や仕組みにとらわれることなく、新たな価値を創り出す。
Creative Thinkngを、地域や社会が抱える課題解決に応用する。
私は、Social DesignやCommunity Designが、まだ馴染みのない頃から、そんな意識で地域に向かいあっていた。
大道芸ワールドカップも、私にとってはデザインの産物である。
最近は衰退していく中山間地域をどのように元気づけていけるか、そこに1番の面白さと使命を感じている。
中でもArtの活用は、これからの鍵になると思っている。
大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)
見せる施設からCreative発想で地域・社会課題を解決する機能へ。
2012年から館長を務めています。
enocoが様々な活動を通して未来の大阪を創造していく。
私たちは、単なる貸し館や展示場ではなく、
Be Creativeの精神で地域や社会に関わり、
柔軟な発想と様々な創造人との協創を通して、
都市や社会、人々が抱える問題や課題を解決していきます。
enocojima creates osaka
アートやデザインなどがもつ創造力を活かして、都市魅力の向上や社会課題の解決に取り組む文化拠点として、様々な自主事業を展開しています。
enocoのそうだん [eno so done!]
enocoの学校
えのこ de マルシェ
大阪府20世紀美術コレクション
川根本町文化会館
静岡市・島田市から車で1時間。人口7,300人の中山間地域にある町「川根本町」。
そこにある客席数250の小さな劇場の役割と可能性ってなんだろう?
2011年から事業パートナーとして公演の企画・実施を手掛けています。
IMPACT
アートによる「まちの豊穣化」
文化会館を中心として
様々なアート活動が町全体に広がり
人々の意識の中にアートの素敵さや必要性が根付いていく。
アートが自然環境や温泉、緑茶、ジビエ、山や川の幸、
人々のホスピタリティと結びつき
どこにもないウエルネスビレッジを構成してく。
先住民たちの感受性や感性は磨かれ、シビックプライドが高まり
新たな移住民を迎えていく。
そこに新たな産業がおこり、町には笑顔がいつも絶えない。
その姿こそが、私たちが思い描く川根本町の未来。
他のホールでは見られない!例えば、こんな公演を企画・制作・実施しています。
海外アーティストによる川根本町での滞在制作と日本初演
町内全小学校の5年生が参加し、アーティストとダンスを創作
舞踏Workshopと公演に地元伝統芸能(赤石太鼓)も白塗りで参加
パントマイミストの限定コラボに北海道や新潟からも来場者が
▼実施の様子
OUTCOME(評価)
ここでしか見られないアートの創造、発信
自主制作事業の比率は、0%(H20〜22年度)→81.8%(H25〜27年度)に上がりました。
地域資源・文化の発掘と磨き上げ(新しい価値創造)
地元伝統芸能(赤石太鼓)からの自主事業出演人数は延べ56人。10〜60代男女がアーティストとのコラボレーション公演を行っています。
豊かな次世代育成
小中高校におけるアウトリーチ(出張公演・ワークショップ)実績数は、0人(H20〜22年度)→457人(H25〜27年度)に上がりました。
交流人口の増加
自主事業公演の町外来場者数は、0人(H20〜22年度)→478人(H25〜27年度)。全来場者数の29%(H27年度)です。
シビックプライドの醸成
自主事業への町民の参加数は、0人(H20〜22年度)→114人(H25〜27年度)に上がりました。
アートの可能性理解
町の合併10周年記念事業として行われた「明るい未来フォーラム」では、町議会議員12人のうち10人が参加。徳島県神山町・青森県八戸市南郷の事例を紐解きながら、中山間地域のアートの可能性、川根本町の未来を探りました。
ウェルネスARTビレッジ川根本町 構想
最先端のウェルネスツーリズムプログラムやARTを取り入れ、
人々の心身を癒す里・ウェルネスARTビレッジを目指すプロジェクトを始動しています。
▼モニターの募集 ツアーとワークショップ
▼3つの記念講演
講師 | 小関信行さん
クアオルト健康ウォーキングで、ひととまちの健康
2016.12.24
川根本町役場総合支所
講師 | 北川フラムさん
アートによる地域おこし
2017.2.4
川根本町役場総合支所
講師 | 古田菜穂子さん
新たな地域資源の掘り起こしとリトリート産業の可能性
2017.2.26
川根本町役場本庁舎
▼クアオルトを前提としたウォーキングツアー
カフェ&ギャラリー Ren
〒428-0411 川根本町千頭1216-20(大井川鉄道千頭駅前)
電話番号:0547-59-1992
営業日:基本 土・日・祝日 ※要確認
営業時間:11:00~16:00
近くに無料駐車場あり
基本コンセプト
地域資源×Design×人々の思いを基本コンセプトに、2011年6月26日ショップ運営開始。
名称は、ムキアウ ツラナル トコロということで「連」にした。ただの販売だけでなく、このスペースから様々な連が誕生することを期待してのネーミングである。